歴史を疑え

 

「時空警察捜査一課」って?

2001年年末、ほとんど何の予告もなしに突如放送された摩訶不思議タイムスリップ警察ドラマ(?)
これは、時空警察捜査一課=正式名称「警視庁刑事部捜査一課時空班」、そのメンバーたちが、「時空エレベーター」に乗り込み古代から近代まで様々な時代にタイムスリップを繰り返し、あの日あの時あの場所で何が起きていたか、歴史の真実を解き明かしていく物語である。 

彼らが解き明かした「真実」にどんなに納得できなくても、それ真実じゃなくて仮説だろうと突っ込んではいけない。歴史の裏側を視聴者に考えさせることに時空班の存在意義があるから。多分。

 

主な特徴として、

・戦国時代だろうと江戸時代だろうと聖徳太子の時代だろうと必ずスーツ姿で現場に赴き
・相手が侍だろうとソ連兵だろうと何の遠慮も躊躇もなく警察手帳を突きつけ「時空警察だ」とのたまい
・しかもその一言で大抵の相手はスラスラベラベラ水の流れるごとく現代日本語でよく喋る

 

こういった不思議な画に決して突っ込んではいけないのも時空警察のお約束。

 

凝った画面構成、渋いキャスト、ケレン味たっぷりの世界観、物語を盛り上げるテーマ曲、そして実在する資料を網羅しての歴史検証などが話題を呼び、密かにマニアの間で人気となる。2002年末のpart2の視聴率がイマイチだった為にpart3があるかどうか危惧されたが、2003年末、奇跡的に復活。2004年、part4が9月29日放送済。その方向性などに関して賛否両論が溢れる中2005年正月にpart5が放送され、さらに議論が議論を呼ぶ状態に。part6、そしてDVD化の動向は果たして……??
 

合言葉は

「歴史を変えてはいけない」
「未来に行ってはいけない」
「時空警察に時効はない」

 

でも毎回のように破る人が現れるのもお約束。


 

時空警察捜査一課捜査官(レギュラー)

伊能恭介警部係長(陣内孝則)

・生年月日1960年8月6日、出生地東京都杉並区

・時空班きっての熱い男。正義感が強くまっすぐな性格で、時空警察のリーダー的存在ひいては「時空警察捜査一課」の主人公的存在。しかしその熱い性質ゆえか、時として時空班の規則をあえて破り、暴走する。
例↓
part1>記念すべき第1エピソードで、ケネディ暗殺の真実を掴みにいきなり未来のUFO飛び交うホワイトハウスへ直行
part2>勝手に時空エレベータを動かす、過去の人物に未来を教える、果ては自分のみならず自分の上司の過去まで微妙に変えるなど、さすが主人公というべき暴走っぷり
part3>珍しく真面目に基本に忠実に捜査してるかと思いきや、さり気に大石蔵ノ助などに未来教えまくり
part4>伊藤博文暗殺の真犯人を銃撃戦で追いつめた挙句自殺させた上、処刑直前の安重根に韓国の未来を話す(しかも時空班全員が聞いてる中)

・その性格ゆえか、広瀬巡査部長とはよく対立する……らしいのだが、part2part3とそういう場面があんまりないのが残念。どっちかというと広瀬が勝手に伊能に突っかかっていて伊能がそれを手玉にとっているような印象が(汗) part4では是非1以来の大激突を期待したいところだったが結果は………(つд;)広瀬サンは散々伊能サンを心配していたようだが、一方通行じゃ物足りないんだよ! コミュニケーションしてくれよ!!(つд⊂;)

・白いトレンチコートで江戸時代でも近代アメリカでも一昔前の杉並でもどこにでも赴くその背中は時空警察の象徴と言える。

・ちなみに、彼の父親は時空班唯一の殉職者(「JFK暗殺事件時空班第1次捜査」の際に殉職)。このことはpart1で触れられていた筈だが資料がないそして覚えていない(つд`) そしてpart2、3億円事件の真犯人(ゲップのお兄ちゃん)とも並々ならぬ因縁がある。さすが主人公。

 

・……の筈が、part5ではほぼ完全に捜査放棄という前代未聞の事態を引き起こす。他捜査官にも視聴者にも全く予想もつかない行動をするという点から見ればさすが伊能さんというべきか。

*担当事件:「JFK暗殺事件」「3億円事件」「吉良上野介殺害事件(忠臣蔵)」「伊藤博文暗殺事件」
*装備拳銃:ワルサーPPK

広瀬忠生巡査部長(恵俊彰)

・生年月日1964年12月21日、出生地鹿児島県鹿児島市

・えーと、正直に申し上げます。
私、この方のためにこのページ作りました。

・もともと、刑事ドラマが好きでした。というか、刑事ドラマで育ってきました。
そしてちょっと前まで、恵俊彰氏が好きでした。
で、スーツ姿、眼鏡、共に属性大アリ。
というワケでですね、

ハマるなって方が無理。
 

・冷静な頭脳派で、皮肉屋。暗殺や陰謀が絡む、緻密な捜査と大胆な仮説を要する事件が得意。
……が基本的性格のはずだが、回を重ねるごとに微妙に変わってきている気がするのは気のせいか。
part1>仕事に真面目な典型的日本人 
part2>興味のないことにはトコトン不真面目な冷めた男
でpart3>惚れた娘を救出するべく必死で走り回って歴史変えようとして微妙に暴走。あの、「歴史を変えちゃいけないから(ニヤリ)」などと冷徹に言い放ったpart2の広瀬様は何処へ……

と思ってたらpart4>見事part2の大胆不敵冷静沈着な広瀬様復活!∩(*´∀`)∩

 

・かと思いきやpart5、事実上主人公の座を伊能警部からまんまと奪い去った上、秀吉に未来を教えまくり、五右衛門一家救出&秀吉を島原転送、挙句の果てにヘリ・機動隊召還という、part1の広瀬さん自身が見たら間違いなく撃ち殺していたであろう暴走神行為を平然とやってのける。

・普段バラエティなどで見る恵俊彰とは全く違い、常に冷めていてスカシてて皮肉屋で殆ど笑わない。そんなギャップも広瀬巡査部長の魅力の一つだと思う。たまにギャグやる時も決して自分では笑うことなく、黙々と無表情のまんまコントやってる姿がまた……(笑うシーンがあってもヘッとかフッとかケッとかそんな笑いばっかりで、明らかに心からの笑顔ではない。part3で一度だけ、爆笑しているシーンがあったが……あれは状況から見て作り笑いだろう。え、part5の愛想笑い? 決まってるじゃないですか秀吉を油断させる為の(以下略) え、じゃぁあの南に対するニヤケ笑いはって? あそこにいたのは広瀬さんじゃありません。

・どんな大人物を相手にしても常に冷静沈着。しかめっ面でポケットに両手突っ込んで相手を追いつめていく立ち姿はもう、ひたすらカッコイイの一言。あの御姿は既に広瀬巡査部長のトレードマークと言える。
……の筈だが、その割に意外と血気盛んで何かあれば即拳銃持ち出しいつでも臨戦態勢銃撃戦オッケー状態になるのはご愛嬌。

・上司である伊能とはソリが合わないらしいが、part1の広瀬巡査部長エピソードラストでがっちり握手していたのは無かったことになっているんだろうか? part3のヒンデンブルク号事件直後の広瀬を伊能がどうフォローするか、多少期待していたのだけど結果はあのとおり見事にスルー(つд;) さらにpart5において、伊能不在の中で広瀬さんがあれだけの暴走をやってしまったために、「熱く暴走しやすい伊能とはよく対立」し「理詰めで陰謀を暴き真実を追っていく」はずの広瀬さんのアイデンティティ&存在意義が見事に崩壊。part3のトラウマからの完全回復をようやく確認できたのはめでたいとしても、今後の動向が非常に心配である。

・過去、刑事役をやった役者をキャスティングしているこのドラマだが、未だに私は「天の恵〜愛の家宅捜索」以外の恵さんの刑事モノを思い出せない。多分コントでやっていたんだろうと推測されるが、だとすればどのコントだ? 信濃1号でないことだけは確かなんだが……

*担当事件:「ヒトラー生存説」「マリリン・モンロー暗殺事件」「ヒンデンブルク号爆発炎上墜落事件」「安倍晴明の陰謀・花山天皇退位事件」「豊臣秀吉・天草四郎同一人物説」「ドイツ国会議事堂放火事件」。それから過去、研修を兼ねて「料理人ヴァテール自殺事件」を扱ったらしいのだがpart1で触れられていたのだろうか? イマイチ記憶が……「時空警察事件ファイル」によると「理路整然とした熾烈な事情聴取でルイ14世を泣かせた」とある。も、ものすごく見タイ(*´д`)

*装備拳銃:SIG P230JP(ジャパンポリス)

時澤爽太巡査(石井正則)

・生年月日1973年3月21日、出生地神奈川県横浜市

西園寺君。ではなくて、勤勉実直、協調性もある可愛らしい日本史オタク。歴史に対する飽くことなき探究心と緻密な資料調査力は時空班の中でも群を抜いている。

・危機回避能力にやや劣るのが玉にキズらしいが、part2じゃこの唯一の欠点ばっかりがやたら強調されて何気にかなりのヘタレに……(手帳を射抜かれてビビって山神の背中に隠れる、忍者軍団に襲われて偶然一人倒すもののその後は山神に頼りっぱなし、果ては3億円事件、追いつめた黒幕に羽交い絞めにされ拳銃を奪われ危うく自殺させる寸前に)

・でも一番時澤巡査が可愛いのもpart2。特に家康との対決シーン(2度目)で千姫の登場に気づく瞬間の表情、奇妙な色気を感じたのは私だけだろうか? part3は真田と共同捜査することで、それまで比較的地味だったキャラがやっと立ってきたと思う。が、何と言ってもあのヅラ髪型が致命傷……あれは西園寺君との違いを示す為なんだろうか? 数年前の恵俊彰のパーマ並みの大失敗としか思えんが_| ̄|○lll 

・part3ノベライズ版では真田に対して結構黒い時澤巡査が見られる。ヒンデンブルク号のラスト補完と合わせて必見。

・part4では無事髪型も元に戻り、風間巡査と凹凸コンビ組んで信長と対面。part4の本能寺エピソードは時澤巡査の魅力がかなり凝縮されていると思う。ヘタレな面も漢な面も日本史オタな面も。話自体はイマイチだったが。

・part5は南さんと組んでキレまくったりベタなラブコメやったり将軍家光に相対しカッコよく決めてみたり何気に歴史改竄しようとしたり戦場でプラトーンばりに雄たけび上げたりかなり色々と大変な時澤さんでしたが、先輩↑の暴走が凄すぎて全てが吹き飛ばされた。

*担当事件:「本能寺主犯疑惑事件」「徳川家康影武者事件」「聖徳太子暗殺疑惑事件」「織田信長遺骨消失事件」「豊臣秀吉・天草四郎同一人物説」
*装備拳銃:S&W M37”エアウェイト”

風間裕子巡査(小池栄子)

・生年月日1980年11月20日、出生地東京都武蔵野市

・時空班のお色気担当紅一点として、霧山ユキエ(篠原涼子)に代わりpart2から登場。薬物のスペシャリスト。

・part2では広瀬巡査部長とともにマリリンモンロー自殺の謎を追うが、終始広瀬を小馬鹿にしたような態度がかなり閉口モノだった。さんざんバカにして顎でこき使った挙句最後は結局広瀬に助け舟出されてるし…その後の3億円事件でも殆ど何も出来なかったばかりか、時空エレベーターが使用不能になって化粧品が受け取れなくなってブチ切れ、広瀬に八つ当たり…いやその冷静沈着頭脳明晰な女性刑事を悪く言うつもりはないけどもうちょっと可愛さとかそういうシノリョー戻すか国仲涼子呼べ。

・part3の彼女の心中を某青種ヒロイン流に言うと
「いつもどっしり構えている山神さん。みんなはどんな人だと思います?いつも優しく話しかけてくれるし、頼りになるし、広瀬さんなんかと違ってなかなか素敵なおじさまだなあ、なーんて私は思ってました……なのに、なのに! 最低です、山神さん!!」
……てな感じなんでしょうか。

・ちなみに「時空警察捜査ファイル」における風間巡査に対しての北条管理官の評価
長所:年齢に似合わず常に沈着冷静
短所:美しすぎる容貌ゆえに人目をひいてしまう

 

 

……北条さん? 北条さん!? 丹波ああああ!!!

 

・part4じゃもっともっと時澤に対してSかと思ったんだけどなぁ。意外にも最初からニッコリ女神のように微笑みかけ大した衝突もなく……part2での広瀬さんへのあの態度はなんだったんだヽ(#`д´)ノ

・しかしpart5において、拉致られる&洗脳される&「ハイルヒットラー! ハイルヒット(以下略)」挙句の果てに「悪は滅びるのよ、絶対にね!」
……設定も存在意義も何もかもを吹き飛ばす崩壊っぷりを披露。広瀬巡査部長と並ぶ伝説を作りあげました(悪い意味で)

・でも広瀬さんも広瀬さんで、風間の前で堂々と南にデレつくわ風間の前で堂々と煙草ふかすわ(part2で、風間の前で吸ってないトコがイイ! とか言っていた私の立場は…)まんまと風間を拉致られるわしかも拉致られた風間を放置&無視。放送前に広瀬&風間??を匂わせるような画像が結構流れていたのだが蓋開けてみたら真逆の結果。

*担当事件:「マリリン・モンロー暗殺事件」「真珠湾奇襲攻撃の真実」「織田信長遺骨消失事件」「ドイツ国会議事堂放火事件」
*装備拳銃:ブローニングM1910

山神善一郎警部補(竜雷太)

・生年月日1938年1月21日、出生地大阪府堺市(本籍地:長崎県佐世保市)

・時空班のまとめ役の筈だが、一本気で熱い刑事魂の持ち主ゆえ捜査対象に感情移入しすぎ、時として(毎回?)伊能以上の暴走を見せる。
part1>義経を助けるため、スーツ姿で馬に乗って警察手帳振りかざして戦場を駆け抜けた(予告映像で見ただけだがインパクト絶大)
part2>家康(実は影武者)に対し数年後の天ぷらによる死を予言し、その上解毒剤を渡してその死から逃れさせようと画策。挙句にその後、襲ってきた服部半蔵忍者軍団を遠慮なく斬りまくり。
そして伝説へpart3>太平洋戦争を短縮させるべく、日本の潜水艦ではなく機動部隊が真珠湾を攻撃する事実を開戦前夜のホワイトハウスへ伝えようとする。多元宇宙論まで持ち出して自らの論理を正当化し精神錯乱、同行していた風間巡査が緊急時空エレベーターを呼ぶハメに。そして戦闘中のルーラで飛んだ先は2001年9月11日世界貿易センター前。惨劇を目のあたりにして口走った言葉が「パールハーバーと同じだ」

 

 

ええと、時空警察で実況板が飛ぶかってほどの大騒動が起こるとは思いませんでした。

 

 

・というわけでpart3の事実上の主人公。彼のこの暴走は長崎の原爆で妹を亡くしているトラウマが引き金となっているのだが、そもそもそういう人物を真珠湾攻撃の真相なんつーヤマに派遣するなよ北条管理官……いや、ドラマとしては正解なんだろうけど……それ以前にも色々暴走してるしpart2の家康影武者事件じゃその暴走の証人(=時澤巡査)だっているのに北条サン……いや、ドラマとしちゃその方が盛り上がるんだろうけどね……いやそれ以前に何でこの人時空班にしかも時空班一筋って(愚痴になるので以下略)

・part4ではおとなしくしていたかと思いきやラスト、大久保利通と西郷隆盛を殺害しようとしたおりょうをいきなりけしかける。その上、時空エレベータに坂本竜馬を乗せたのでは?と思われる描写まである。

・次は是非、ライフル担いでオートバイで大坂夏の陣真っ最中の大坂城に突入、そして秀頼もしくはお茶々救出をお願いいたします。オートバイが無理ならヘリでも可。勿論その際はグラサンつきで。

・皆さんくれぐれもお忘れなきようお願いいたしますが、part5においてヘリ&機動隊を島原の乱へ転送した実行犯は山神さんです。あと、「山上」ではなく「山」警部補です。製作スタッフの皆様今後くれぐれもお忘れのなきようお願いいたします。

・「俺たちは歴史を変えちゃいけないんだ」改めて思うがあんたが言うな。

*担当事件:「義経生存説」「徳川家康影武者事件」「真珠湾奇襲攻撃の真実」「坂本竜馬暗殺事件」「ドイツ国会議事堂放火事件」
*装備拳銃:コルト ディテクティブ スペシャル.38口径

北条警視特命主席管理官(丹波哲郎)

・現在3代目にあたる時空班特命主席管理官。現場たたき上げの実力派警視。豊富な経験に裏づけされた存在感で、個性的な時空班のメンバーを率いる。

・若かりし頃は3億円事件の捜査官だった(演じるは丹波サンの息子さん)。その捜査中、無断でタイムスリップしてきた伊能と出会い、昔は時空班をバカにしていた事が伊能にバレる。

・part2では影の主人公的存在。3億円事件での全員出動のシーンとか黒幕の自殺を止めるシーンとか、かなりカッコイイ。それだけにpart3の出番の少なさは残念。

・しかもpart3ではさりげなく人員配置ミスまで犯す(山神→真珠湾)。風間がいたから助かったようなものの、もし同行者が他のメンバーだったらと考えると……

真田>一緒になってはりきって暴走「はい! 人助けの出来ない警察なんて嘘です! 歴史を変えましょう、山神さん!!」
時澤>止めようとするが体格・体力・運動神経の差がありすぎる為一瞬で振り切られて終了
広瀬>ヒンデンブルク前なら山神を
後ろから撃つぐらいしていただろうが、ヒンデンブルク直後では真田と同じになる可能性大
伊能>「どうせ歴史を変えるなら、その前にルーズベルトを殺ってしまえば…」などと言い出しかねない(((( ;゚д゚))))

……風間たんってやっぱり優秀だったんですね(汗)

・そしてpart4ではさらに出番が減った(つд;)

・さらにpart5では最後のシメまで竹中の「絶対にだ!」と伊能のナレーションに奪われる。

*装備拳銃:コルト.45オートマチックM1911A1(通称ガバメント)

 

 時空警察捜査一課捜査官(ゲスト)

霧山ユキエ巡査部長(篠原涼子)・part1

・東大出身のエリート女性刑事。知的でプライドが高く、ドライで沈着冷静でいながら結構熱い面も。……というような性格だったと思うのだが何せ資料がない上筆者自身の記憶も曖昧なのでどんなキャラだったのか詳細は不明。

・part1のあの捜査会議室の、異様にピリピリした緊張感はこの人の性格によるところも大きかったと思う。妙な連帯意識や仲間意識が殆どなかったよなぁあの頃は……

・捜査中、屈強な白人男の襟首とっつかまえて何やら詰問していたのはおぼろげながらに覚えているような気がする。

・広瀬さんと結構やり合っていたような気もする。

・多分この人なら拉致&洗脳&「ハイルヒットラー」連呼などという珍妙な事態は発生しなかった。

・とにかくもっと詳しい方情報お願い致します(m_m;)

*担当事件:「タイタニック号すり替え事件」

真田達也巡査(姜暢雄)・part3

・生年月日1980年9月5日、出生地青森県八戸市

東大卒のアホ2こと菊池君。ではなく、時空班期待の?新人刑事としてpart3に登場。超ド級の歴史オンチにもかかわらず彼が時空班に配属された理由は次のうちどれでしょう?

1.北条管理官の孫だから
2.北条管理官の甥っ子だから
3.とにかくどこか偉い人の親戚だからとしか思えない

・個人的には「忠臣蔵って何ですか?」というそのまんまなボケよりも「忠臣蔵」→「ちゅうじんぞう」と読むぐらいのボケが欲しかった。

・part3では時澤巡査とコンビを組み、情報処理能力を発揮してトントン拍子で見事事件解決したが、part4ではどうなるだろう。今度は広瀬とコンビ組んで勿論行く先々で衝突を繰り返し斉藤英二郎なみに暴走してほしい。挙句の果てに、歴史に対して結局何も出来ない無力感と絶望を味わってほしいと思う私は鬼だろうか。
→で、そのpart4ですが、真田巡査の存在自体が抹消されておりましたヽ(;´д`)ノ 

・どうやら彼(と霧山ユキエ)はゲストキャラ扱いだったらしい。というわけで作っちゃいましたゲスト捜査官コーナー。

・今真田巡査のデータを調べる為「時空警察事件ファイル」見てみたが、生年月日と出生地と職務履歴(1行)以外のデータが見事に真っ白なのはいったい何なんだ? 綾波レイ?

*担当事件:「聖徳太子暗殺疑惑事件」

南響子文部科学省教科書企画課課長(川原亜矢子)・part5

・早い話が、時空警察の捜査の滅茶苦茶っぷりに怒った文部科学省が送り込んできた監視役。

・の筈が、後生大事にしていた教科書を本人の知らない間に石川五右衛門に奪われ、結果、part5は時空警察史上最悪の滅茶苦茶っぷり全開捜査となった。

・「これ以上歴史の教科書を冒涜することは、この南響子が許しません!」是非現在の中国及び韓国にその台詞を言ってみいや何をしrt84lぐふぇ8りてゅw3l

・明らかにされていないが多分確実に30代独身つまり典型的負け犬設定。

・頑固でヒステリー気味で自分勝手で人の話を聞かない、それでいて抜けまくりボケまくりの、それまでの時空警察にないお茶目なギャグキャラっぷりは逆に新鮮だった……かも。

・時澤が色々と衝突とドタバタ繰り返した挙句彼女に惚れるのは分からないではないが、捜査後に(いや捜査前もだが)広瀬さんが彼女にデレつくのだけは絶対に納得いかん。教科書の件で大迷惑を被ったはずじゃないのかあんたは!!??

*担当事件:「豊臣秀吉・天草四郎同一人物説」

竹中玄巡査(松尾敏伸)・part5

・時空警察史上最強最悪の暴走新人にして歩く超音波兵器。

・声さえ聞かなければ普通に青くて無駄に熱い斉藤英二郎なイケメンである。

・皮パン装備で戦場走るわ先輩無視るわ平気で未来暴露しようとするわ突撃隊と乱闘騒ぎ起こすわ挙句の果てにラストのシメをぶち壊し。ヒトラー役の安いヒゲのおっさんなんぞ軽く超えるあの脅威の存在感はなんだろう。

*担当事件:「ドイツ国会議事堂放火事件」

 

 

back